もう今年も終わってしまいますが
デスクワークの時短のためにやっていることをお話ししたいと思います。
まず、大前提として英文を読むときに
Google翻訳を使わないという選択肢は本当に時間の無駄です。
誰も得しません。
でも、そのままコピペはダメです。それで損をするのはあなたです。
私が言いたいのはGoogle翻訳を使用した上で
正しい日本語の文書を作成する能力を身につけてくださいということです。
無論私もGoogle翻訳のヘビーユーザーです。
また、論文を読む際に文献のリンクがないことが多いのですが、
いちいちコピペするのも地味に手間なので
そういう時にはchemistry reference resolverを活用しましょう。
Macユーザーの方はこちらのchemistry reference resolverのスクリプトも活用しましょう
あとは、scifinderと同じくらい最近はGoogle scholarも活用しています。
ここまで読んでいただいた方でさらにMacユーザーの方が
いらっしゃれば私が論文を読む際に活用しているスクリプトを
最近githubにアップロードしました。
先のchemistry reference resolverのスクリプトを活用しただけなので
全く大したことはしていませんが
日本の化学の未来を担う学生さんが研究室だけに留まるのではなく
自分の時間を持って社会や世界について少しでも広い視野を持てるようになれば
日本の化学の未来はきっと明るいと思います。
最後になりましたが
語りにお付き合いいただきありがとうございます。
時短スクリプトです。煽ってすいません。
2018年12月8日土曜日
2018年11月22日木曜日
金属の酸化数を変えない配位子(redox non-innocent ligand)の話
ご無沙汰しております。
人生には色々なことがあります。
心中お察しください。
タイトルにも書きましたとおり、
金属の酸化数を変えない配位子の話をします。
遷移金属触媒を用いたカップリング反応といえば、
主に遷移金属の酸化数が0価→2価→0価と変化するサイクルの中で、
炭素-炭素結合が形成されるわけですが、
今回の主役であるredox non-innocent ligandは、
金属が酸化還元されないように配位子側が酸化還元を代わりに受けるように働きます。
そんな配位子がなんの役に立つんだと思った方がいるかもしれませんが、
触媒やケミカルバイオロジー、一方で材料科学分野でも
応用が期待されているそうです。
それこそ、磁性の分野では中心金属の酸化数が変わらないというのは、
安定性の面から非常にいいのではと思ったり。。。
上っ面の話だけで申し訳ありませんが、
また時間ができれば続きを書こうと思います。
それではまた。
人生には色々なことがあります。
心中お察しください。
タイトルにも書きましたとおり、
金属の酸化数を変えない配位子の話をします。
遷移金属触媒を用いたカップリング反応といえば、
主に遷移金属の酸化数が0価→2価→0価と変化するサイクルの中で、
炭素-炭素結合が形成されるわけですが、
今回の主役であるredox non-innocent ligandは、
金属が酸化還元されないように配位子側が酸化還元を代わりに受けるように働きます。
そんな配位子がなんの役に立つんだと思った方がいるかもしれませんが、
触媒やケミカルバイオロジー、一方で材料科学分野でも
応用が期待されているそうです。
それこそ、磁性の分野では中心金属の酸化数が変わらないというのは、
安定性の面から非常にいいのではと思ったり。。。
上っ面の話だけで申し訳ありませんが、
また時間ができれば続きを書こうと思います。
それではまた。
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