もう今年も終わってしまいますが
デスクワークの時短のためにやっていることをお話ししたいと思います。
まず、大前提として英文を読むときに
Google翻訳を使わないという選択肢は本当に時間の無駄です。
誰も得しません。
でも、そのままコピペはダメです。それで損をするのはあなたです。
私が言いたいのはGoogle翻訳を使用した上で
正しい日本語の文書を作成する能力を身につけてくださいということです。
無論私もGoogle翻訳のヘビーユーザーです。
また、論文を読む際に文献のリンクがないことが多いのですが、
いちいちコピペするのも地味に手間なので
そういう時にはchemistry reference resolverを活用しましょう。
Macユーザーの方はこちらのchemistry reference resolverのスクリプトも活用しましょう
あとは、scifinderと同じくらい最近はGoogle scholarも活用しています。
ここまで読んでいただいた方でさらにMacユーザーの方が
いらっしゃれば私が論文を読む際に活用しているスクリプトを
最近githubにアップロードしました。
先のchemistry reference resolverのスクリプトを活用しただけなので
全く大したことはしていませんが
日本の化学の未来を担う学生さんが研究室だけに留まるのではなく
自分の時間を持って社会や世界について少しでも広い視野を持てるようになれば
日本の化学の未来はきっと明るいと思います。
最後になりましたが
語りにお付き合いいただきありがとうございます。
時短スクリプトです。煽ってすいません。
有機単結晶を愛する合成化学者のブログ。X線結晶構造解析に必須の単結晶作製ノウハウ(良溶媒・貧溶媒の組み合わせや再結晶のコツ)を詳しく解説。金属の酸化数や反応機構など有機金属化学の専門的な考察や、最新論文の要約も実務者の視点で発信しています。
2018年12月8日土曜日
2017年1月8日日曜日
Prof. Ian Mannersについてのこととリンクの追加について
タイトルにもあるように今日は、Manners教授についての話をします。
なぜ彼の話をするのかと言いますと、特にここ数年、彼は毎年Science・Nature・JACS・ACIEに論文をバンバン出しまくっているのです(論文リスト)。どういうネタでScienceやNatureに論文を投稿しているかといいますと、典型元素化学・触媒化学・ポリマー合成・ポリマー・自己組織化・材料科学などですね。いわゆる入口から出口まできっちりと科学をやっているんですね。
彼の出自は、まず初めにProf. Neil G. Connellyのところでorganotransition metal radicals(有機遷移金属ラジカル)についての研究で博士号を取得します。ちなみにConnelly教授の総説Chemical Redox Agents for Organometallic Chemistry にお世話になったという人は多いのではないでしょうか。
その後、ポスドクとしてProf. H. R. Allcockの下でpolyphosphazenes、Prof. P. Paetzoldの下でiminoboranesについての研究を行い、今の研究につながっているものと思われます。
で、今回ホームページにリンクの追加を行ったわけですが、某典型元素化学についての学会に僕が参加して思ったのは、著名な教授に直接会えてよかった規模小さくね?です。周期表にはたくさんの典型元素があるのに!単純な分野に逃げてるんじゃないですか?(煽り)
とまぁ、虚空に文句を放ってもしゃーないし、やることやってから文句垂れろって空耳が聞こえるので、やれるだけのことをやろうと思います。というわけで、原因はそれとは別に、典型元素化学について勉強しようとすると日本語で解説とかしてるページ少ないっていうのが、結構大きな問題だと思うわけです。まぁ、洋書買って英語で勉強しろってのも一理あるんですが、馬の耳に念仏で、
なぜ彼の話をするのかと言いますと、特にここ数年、彼は毎年Science・Nature・JACS・ACIEに論文をバンバン出しまくっているのです(論文リスト)。どういうネタでScienceやNatureに論文を投稿しているかといいますと、典型元素化学・触媒化学・ポリマー合成・ポリマー・自己組織化・材料科学などですね。いわゆる入口から出口まできっちりと科学をやっているんですね。
彼の出自は、まず初めにProf. Neil G. Connellyのところでorganotransition metal radicals(有機遷移金属ラジカル)についての研究で博士号を取得します。ちなみにConnelly教授の総説Chemical Redox Agents for Organometallic Chemistry にお世話になったという人は多いのではないでしょうか。
その後、ポスドクとしてProf. H. R. Allcockの下でpolyphosphazenes、Prof. P. Paetzoldの下でiminoboranesについての研究を行い、今の研究につながっているものと思われます。
で、今回ホームページにリンクの追加を行ったわけですが、某典型元素化学についての学会に僕が参加して思ったのは、著名な教授に直接会えてよかった
とまぁ、虚空に文句を放ってもしゃーないし、やることやってから文句垂れろって空耳が聞こえるので、やれるだけのことをやろうと思います。というわけで、原因はそれとは別に、典型元素化学について勉強しようとすると日本語で解説とかしてるページ少ないっていうのが、結構大きな問題だと思うわけです。まぁ、洋書買って英語で勉強しろってのも一理あるんですが、馬の耳に念仏で、
典型元素化学が面白い分野で深く広く化学について学べてしかも実社会の役に立つんだ!
っていうことを大声で主張しないといけないと思うわけで、やれるだけのことをやってみます。2017年1月2日月曜日
時短のためにやっていること
時短って大事ですよね。
一日って長いようで短いですし、
ボスからのプレッシャーとかもありますし、
一ヶ月って長いようで短いですし、
ボスからのプレッシャーとかもありますし、
一年って長いようで短いですし、
ボスからのプレッシャーとかもありますし、
ドラマの再放送を見たい日に限って
ボスからのプレッシャーとかがありますし
そんなわけで、やっぱり末端の駒たる我々にとって
自分の時間を確保するためには、時短が大事です。
そこで、普段私が時短のために行っていることを、
思い付く限り書き連ねていこうと思います。
あくまで、時短をやるのはボスのためでもラボのためでもなく、自分の時間を確保するためにやるものです。
誰かのための時短は自分の首を絞めるだけです。
反応準備編
まず、一番大事なのはちょっとした時間に机の上を常にきれいにしておくことだと思います。
結局のところ、準備段階でコードがひっかかってなにかが倒れたり、あるいはガラス器具を割ってその後処理をする事になると、時間が減る上にモチベーションも下がります。
また、それと関連して、試薬の整理(場所の把握)とコードをねじりっこで束ねておくこと等も時短に繋がります。
反応の準備としては、反応容器、撹拌子、クランプ、スターラー、蛇腹、試薬、薬包紙、(紙)ろうとなどがあります。
言うまでもなく、反応容器と撹拌子は当然前日に準備できるならすべきですし、クランプやスターラーと蛇腹の位置も確定できるならしておくべきですね。(まぁヒートガン派閥の人もいますが)
薬包紙と紙ろうとに関してですが、薬包紙折るくらいなら良いですが紙ろうとなどは大量生産してTLCと同様に筒状の容器にストックしておくのが良いです。
要は、朝の作業を試薬を量って入れるだけにしておくと、低血圧で朝は本当になにもしたくない気持ちが強い自分でも朝から反応を仕込むことができてます。
反応中
精製の準備や先の紙ろう斗の量産やデータ整理などのタスク処理か、仮眠をとる。
タスク処理はまだしも、仮眠が時短というのには疑問を持たれるかもしれませんが、反応後の後処理と精製は最も体力を消費します。
つまりは仮眠というインベストメントなのです。
反応後
小スケールでは,TLCで分離条件が確定しているならまぶし法で分けるのが手っ取り早いと思います。
しかし,小スケール以外ではカラムは極力回避したいです。
カラムそのものにかかる時間もさることながら,大量の溶媒の濃縮や留去にかかる時間もばかにならないので,急がば回れで小スケールで単離した化合物の溶解度を調べておいて,再結晶や洗浄で精製したいところです。
合成に関連する作業に関して,昨年を振り返って思った時短のためにやっていることはこれくらいですかね。
他にもあるかもしれませんが,そのときはまたその2として書き連ねたいと思います。
一日って長いようで短いですし、
ボスからのプレッシャーとかもありますし、
一ヶ月って長いようで短いですし、
ボスからのプレッシャーとかもありますし、
一年って長いようで短いですし、
ボスからのプレッシャーとかもありますし、
ドラマの再放送を見たい日に限って
ボスからのプレッシャーとかがありますし
そんなわけで、やっぱり末端の駒たる我々にとって
自分の時間を確保するためには、時短が大事です。
そこで、普段私が時短のために行っていることを、
思い付く限り書き連ねていこうと思います。
あくまで、時短をやるのはボスのためでもラボのためでもなく、自分の時間を確保するためにやるものです。
誰かのための時短は自分の首を絞めるだけです。
反応準備編
まず、一番大事なのはちょっとした時間に机の上を常にきれいにしておくことだと思います。
結局のところ、準備段階でコードがひっかかってなにかが倒れたり、あるいはガラス器具を割ってその後処理をする事になると、時間が減る上にモチベーションも下がります。
また、それと関連して、試薬の整理(場所の把握)とコードをねじりっこで束ねておくこと等も時短に繋がります。
反応の準備としては、反応容器、撹拌子、クランプ、スターラー、蛇腹、試薬、薬包紙、(紙)ろうとなどがあります。
言うまでもなく、反応容器と撹拌子は当然前日に準備できるならすべきですし、クランプやスターラーと蛇腹の位置も確定できるならしておくべきですね。(まぁヒートガン派閥の人もいますが)
薬包紙と紙ろうとに関してですが、薬包紙折るくらいなら良いですが紙ろうとなどは大量生産してTLCと同様に筒状の容器にストックしておくのが良いです。
要は、朝の作業を試薬を量って入れるだけにしておくと、低血圧で朝は本当になにもしたくない気持ちが強い自分でも朝から反応を仕込むことができてます。
反応中
精製の準備や先の紙ろう斗の量産やデータ整理などのタスク処理か、仮眠をとる。
タスク処理はまだしも、仮眠が時短というのには疑問を持たれるかもしれませんが、反応後の後処理と精製は最も体力を消費します。
つまりは仮眠というインベストメントなのです。
反応後
小スケールでは,TLCで分離条件が確定しているならまぶし法で分けるのが手っ取り早いと思います。
しかし,小スケール以外ではカラムは極力回避したいです。
カラムそのものにかかる時間もさることながら,大量の溶媒の濃縮や留去にかかる時間もばかにならないので,急がば回れで小スケールで単離した化合物の溶解度を調べておいて,再結晶や洗浄で精製したいところです。
合成に関連する作業に関して,昨年を振り返って思った時短のためにやっていることはこれくらいですかね。
他にもあるかもしれませんが,そのときはまたその2として書き連ねたいと思います。
2015年12月28日月曜日
ベンゾフェノン
最近、ある目的の合成のモデルケースとして、式1のような計画で原料合成をやってみたのですが、一段階目の反応は室温では、求核攻撃は1当量分のみ進行し、加温すると2当量分の反応が進行し、3当量分の反応は確認されませんでした。本当は、wittig反応の前に、1段階目の反応の高い選択性の時点で思い至るべきだったのでしょうが、wittig反応はリンイリドの調製ができていることのみが確認でき、肝心の反応は進行しませんでした。まんまと落とし穴にハマったわけです。フラスコの妖精は、私の醜態を見てさぞ笑ったことでしょう。
残念ながら、wittig反応が進行しなかったので、現在は式2のように経路を変更して反応を試みていますが、メチルリチウムの付加反応も加熱しなくては反応が進行しませんでした。なので、反応が進行しなかったのは立体的な要因ではなく、電子的な要因ではないかと推測しています。
勘の鋭い方はお気づきでしょうが、実はwittig反応がうまくいかなかった時点で、この経路はものすごく無駄の多い経路になっているのです。脱離反応でアルケンを作るなら、式3の経路で市販品からワンポットで作れるのです。
なぜ、最初から式3の経路で反応を行わなかったのかと言いますと、実は筆者は生まれてこの方wittig反応をやったことがなかったので、wittig反応をやってみたかったんです。しかしながら、式2の原料を大スケールで持ち上げてしまった今となっては後の祭りです。フラスコの妖精は、私の醜態に笑いが止まらないことでしょう。
最後に一言
エウレカセブンのドミニク君の言葉を引用しておきます。
「私情の何がいけない!?〝俗物〟だと呼んでもらってかまわない!」
2015年3月26日木曜日
TCIのTシャツ当たりました
TCIブースにて一等賞のTシャツを頂きました
正直、当選する気しかしなかったですね
まず第一に、
私が所属する大学で
TCIで試薬を一番多く注文しているのが
おそらく私だということ
次に、
私の後輩に対する口癖が
まさにこのフレーズであると言うこと
最後に、
おそらく誰が見ても
私に似合っていると言うであろうということ
これはもう
運命の出会い
と言っても過言ではないかもしれません
最後になりましたが
TCI様の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます
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